2020 年 9 月 1 日更新

ナノメディシンは、生体バリアを超え、体内での生理活性物質の働きをコントロールすることで、病気の早期診断をもたらし、また、たとえ難病であっても比類ない治療効果を実現できる大いなる可能性を秘めている。我々のグループでは、体内で正確に標的を見分け、狙った場所で薬を作用させ、さらには細胞内レベルの精密さで薬の働きを制御できるようなナノメディシンを開発することで、効果的な診断、治療の実現を目指している。

優れたナノメディシンを設計し、生体とナノメディシンの相互作用を解析することが研究室の主なテーマであり、最終的にナノメディシンをヒトへと応用することを共通の目標としている。

〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学工学部 5 号館(MAP)

What's new
2020.08.25
6月25日に Advanced Healthcare Materials 誌に掲載された論文 "Polymeric Nanocarriers with Controlled Chain Flexibility Boost mRNA Delivery In Vivo through Enhanced Structural Fastening" が表紙に採用されました(著者:宮崎拓也、内田智士、長門石暁、小路恭子、ホンテーフン、福島重人、津本浩平、石原一彦、片岡一則、カブラル オラシオ)。
Inside Back Cover
2020.05.29
安楽泰孝 特任准教授、片岡一則 (東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授、ナノ医療イノベーションセンター センター長)らの研究グループは、脳内に抗体医薬を効率良く送達するスマートナノマシン®の分子設計と開発を行い、 アルツハイマー型認知症のモデルマウスにて脳実質内アミロイドβの凝集抑制を低用量で実証することに成功し、共同記者会見を行いました。また、本論文について解説された記事が掲載されました。
Dual-sensitive nanomicelles enhancing systemic delivery of therapeutically active antibodies specifically into the brain
会見詳細ページ
▶ (05/27) 日経 Beyond Health
▶ (05/22) 東京大学工学部 プレスリリース
▶ (05/22) 東京大学大学院 プレスリリース
▶ (05/21) 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 プレスリリース
2020.04.10
宮崎拓也 客員研究員が第 69 回高分子年次大会(福岡市、福岡県)にて"広報委員会パブリシティ賞"を受賞しました。受賞タイトルは「妊娠期の化学療法に向けた高分子ミセルのサイズ制御」(共著者:鈴木研資、永松健、片岡一則、カブラルオラシオ)です。
2020.04.02
4月2日にScience Advances誌にオンライン掲載された論文"A chemically unmodified agonistic DNA with growth factor functionality for in vivo therapeutic application"について解説された記事が掲載されました。
A chemically unmodified agonistic DNA with growth factor functionality for in vivo therapeutic application.
東京大学工学部 プレスリリース
日本経済新聞
2020.03.23
小路恭子さん(M2)が、工学系研究科長賞を受賞されました。
2020.03.09
カブラル准教授が東京大学YouTubeチャンネルにハイライトされました。
Developing lifesaving nanomedicine
2020.02.25
宮崎拓也 客員研究員がビジネスプランピッチコンテスト(サンフランシスコ、アメリカ)にて"優秀発表賞(2位)"を受賞しました。このピッチコンテストには東京大学EDGE-NEXTプログラムの一環で参加しました。
2020.02.22
宮崎拓也 客員研究員がビジネスプランピッチコンテスト(サンディエゴ、アメリカ)にて"最優秀発表賞(1位)"を受賞しました。このピッチコンテストには東京大学 EDGE-NEXT プログラムの一環で参加しました。
2019.11.26
中村乃理子さん (D2) が 第41回日本バイオマテリアル学会大会 (つくば市、茨城県) にて "優秀研究ポスター賞" を受賞しました。受賞タイトルは「血液脳関門を通過する高分子ミセルにおいて親水性セグメントの鎖長が標的指向性に及ぼす影響」(共著者:安楽泰孝、福島重人、藤加珠子、カブラル オラシオ、片岡一則)です。
2019.11.22
Eger Boonstraさん (D1) が 4th International Symposium on Biomedical Engineering, ISBE 2019 (浜松) にて "Young Researchers Poster Award" を受賞しました。受賞タイトルは「Mechanistic analyses of polymer/lipid-based gene transfection processes through membrane integrity assay using proton sensing transistor」(共著者:波多野 豊晃, 合田 達郎, 内田 智士, Horacio Cabral, 宮原 裕二)です。
2019.11.13
Thahomina Khan さん (D3) が MNC 2019, 32nd International Microprocesses and Nanotechnology Conference (広島) にて "Young Authors Travel Award" を受賞しました。受賞タイトルは「Development of polymeric micelles with 5-Boronopicolinic acid ligand to target sialylated epitopes in intratumoral microenvironment」(共著者: 五十嵐一紀, 松本亮, Horacio Cabral, 片岡一則)です。
2019.10.05
宮崎拓也 客員研究員が第 4 回 academist PRIZE(大手町、東京都)にて"ビットマイスター賞(最優秀発表賞)"を受賞しました。受賞タイトルは「妊婦さんの化学療法を実現するナノカプセルの開発」です。
2019.09.11
安楽泰孝 特任准教授が国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の JSTnews10月号『さきがける科学人』コーナーで紹介されました。
2019.09.07
安楽泰孝 特任准教授が克研究奨励賞 (若手研究部門)を受賞しました。
この賞は東京大学大学院工学系研究科の若手教員(45歳未満)の中から2人が表彰される栄誉ある賞です。